さすが「ジャンプ」ブランドということでレベルの高いWeb漫画が揃う少年ジャンプ+(ジャンププラス)から特におすすめしたい連載漫画を紹介します。
はじめに
30代サラリーマンの私ですが、ご多分に漏れず漫画が好きで幼少期からよく読んでいました。
どんな作品群が好きかは過去の記事でまとめています。
ご存じの通り、漫画は今や紙媒体だけでなくWeb漫画も一大勢力になっており、Webが初出という作品のほうが大多数になっています。
そんなWeb漫画掲載サイトで、私が現在最も勢いのあると思っているのが「少年ジャンプ+(プラス)」です。
この記事では、私が実際に読んでおすすめしたい「少年ジャンプ+」連載作品を紹介します。
月曜日更新
SPY×FAMILY(遠藤達哉)
1話読了後思わず「これはスゴい」と声が漏れてしまったほど、完成度の高い1話です。未読の方は初回無料で読めるのでぜひ上記リンクから飛んでみてください。
設定としてはスパイである主人公が任務のために、仮の妻と娘と家族を作り、家族を偽りつつも司令をこなしていく、というものなのですが、ここに2つのスパイス的な設定が加わることで物語がとても魅力的なものになっています。
詳しくはネタバレになりますが、妻にも娘にも それぞれ主人公が知らない秘密 があるのです。
特に 娘の設定が上手い です。これによって一見ハードボイルドと思われがちなスパイ物がより魅力的なエンターテイメントに仕上がっています。
実際本作品は少年ジャンプ+の看板とも言える扱いを受けており、話数が貯まってくれば メディアミックス展開は間違いない でしょう。
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火曜日更新
姫様“拷問”の時間です(春原ロビンソン/ひらけい)
リンクのサムネイルを見ればおわかりだと思いますが、これはコメディです。
原作者の春原ロビンソン氏は ニコニコ動画 で昔よく見ていましたが、相変わらずこういうコメディのセンスは抜群ですね。
魔王軍に捕まった姫様(にして騎士団長)と聖剣エクス。
王国の秘密を求める魔王軍からの拷問とは・・・? というお話なのですが、実際はほんわか漫画です。
なにより魔王軍のキャラクターたちが、魔王を筆頭に魅力的ですよね。
頭を空っぽにできる、いい意味でライトな味わいの まさにWeb漫画向けの作品 だと思います。
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水曜日更新
早乙女姉妹は漫画のためなら!?(山本亮平)
少年漫画と言えば、「お色気」も外せないですよね、ということでお色気枠はこの作品です。
なんかもうバカバカしいネタばかりなのですが、登場する女の子たちもかわいいし、主人公も素直で真っ直ぐなので応援したくなるし、読んでいくうちに毎回一癖あるネタが楽しみにさえなってきます。
個人的なおすすめキャラは瀧波さんです。
こちらもコミックスも好評発売中。
木曜日更新
君のことが大大大大大好きな100人の彼女(中村力斗/野澤ゆき子)
個人的に 2020年に出会った漫画作品の中ではベスト です。
ヤングジャンプでも連載中で、「次にくるマンガ大賞2020」のコミックス部門では2位を受賞したみたいです。
100人全員が幸せになれるハーレム漫画なんて何を言ってるんだと思いますが、読むとあっという間に引き込まれます。
ギャグセンスは世代的にはドンピシャですね。毎回本当にこれでもかっていうほどネタを詰め込んでおり、密度が濃いです。
登場する彼女たち(2020年12月時点で10人)も、いろんな個性があって誰かしら琴線に触れる子がいると思いますし、あと主人公に嫌味がなく、彼女同士仲良しなのもいいですね。
多分この作品で人気投票やったら、票が分散して主人公が1位になる気がします。
私のお気に入りは唐音です。
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忘却バッテリー(みかわ絵子)
少年ジャンプ+の中では最高峰のスポ根漫画でしょう。
前述の「SPY×FAMILY」や「地獄楽」などと共に少年ジャンプ+の代表的な作品として挙げられることもあるようですね。
いわゆるジャイアントキリングの王道的な展開ではあるのですが、主人公のひとりであるキャッチャー要圭の「記憶障害」が物語のキーファクターになっており、それを活かしたギャグパートとシリアスパートのメリハリが効いていて、読ませるパワーがある作品です。
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金曜日更新
怪獣8号(松本直也)
次の 少年ジャンプ+の看板作品は本作なんじゃないでしょうか。
第1話公開時には結構バズった印象ですが、半年経過後もまだその話題性を維持しているように思います。
怪獣の絶望感とそれに立ち向かう討伐隊を描いており、かの有名な「進撃の巨人」を思わせますが、ジャンプらしさが損なわれておらず、主人公がアラサーということもあってか、どこか大人向けの渋さを感じさせる作品です。
おそらく数年後には深夜枠でアニメ化されるんじゃないでしょうか。
コミックス1巻が2020年12月4日に発売されました。今後の展開に期待です。
土曜日更新
2.5次元の誘惑(橋本悠)
連載中に 化けた 作品ですね。
おそらく連載開始時はちょっとエッチなコメディ(「早乙女姉妹は漫画のためなら!?」に似たポジション)の位置づけだったと思います。
それがイベント編あたりからジャンプ三大原則と言われる「友情、努力、勝利」の三大要素が前面にでてきて、一気に面白さの質が変わり、加速度的にエンタメ性に深みが出ました。
そういう意味でヒロインのひとりである美花莉の登場は本作品のターニングポイントだったと思います。ちなみに個人的なお気に入りも美花莉です。
コミックス7巻で描かれた「夏コミ編」は毎週の更新が一番楽しみでした。
これからもこの面白さをぜひ維持してほしいな、と思います。
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まとめ
以上、私がおすすめする作品を紹介しました。
少年ジャンプ+のスゴいところは、連載漫画数もさることながら作品のクオリティも平均して高いところですね。
それも連載陣だけでなく、読み切り作品たちもレベルが高いです。
また、少年ジャンプ+はオリジナル作品が 初回全話無料で読める のも素晴らしいです。この記事で紹介した作品はすべて初回全話無料で読めちゃいます!
ぜひ、あなたのお気に入り作品を見つけ出してください。