村上醍醐です。
今年の2月初旬に申し込み、約半年間、楽天証券の「楽ラップ」を運用してみて、一区切りと思いましたので、運用成績を公開します。
「楽ラップ」とは
「ロボアドバイザー」の1サービス名で、公式ホームページには下記のようにあります。
楽ラップでは、ロボアドバイザーが一人ひとりにピッタリの運用コースを診断・提案するので、投資を簡単に始められます。 また、資産配分の変更や売買などが自動で行われるので、資産運用に伴う手間を省くことができます。 積立サービスの利用や運用金額、運用コースの変更もできるので、自分のペースで資産運用を続けることができます。
「ロボアドバイザー」とはなにかというと、資産運用のアドバイスをシステム(AI:人工知能)によって実施するFinTech(フィンテック)サービスです。
「ロボアドバイザー(通称:ロボアド)」は、いくつかの質問に答えることで、その人に合ったポートフォリオや投資信託を提案してくれるサービスの総称です。 楽ラップは、ロボアドバイザーによる運用コースの提案に加え、その後の資産運用まで自動で行うサービスとして2016年7月にサービスを開始しました。
運用プラン概要
ロボアドでは、申込み時にいくつかの性格診断テストや投資歴などの質問に答えて最適プランを提案してもらいます。 私は正直に答え、「やや保守型-TVTなし(運用コース番号:1000200)」が診断され、内容について納得感があり、そのまま契約しました。このコースは下記のようなコースです。
基本は慎重だけど、攻めの姿勢も忘れないあなたのためのコースです。日本を含む世界の債券の投資比率を半分程度とすることで、資産の保全を図ります。また日本を含む世界の株式やREITにも投資することで、資産の成長も狙います。
このコースでそのまま契約した理由はもう1つあって、それは「自分では買わないであろう外国債券比率が高いこと」でした。
ロボアドの利点として、自分ではコントロールできない、考えの及ばない運用をしてくれるというところに価値を感じていたので、診断結果はその期待にもマッチしたのでした。
そして、半年後を目処に成績を見て、継続か解約かを決めようと思っていたため、成績がわかりやすいよう積立はナシで、ひとまず20万円を投資しスタートしました。
肝心の運用成績
下記が2018/7/31時点の楽ラップ試算残高です。
この結果をどう捉えるか
私は10年以上前から、日本株式の個別株売買を続けています。大勝ちはありませんが、初期投資額の2.5倍くらいには増やせています。
その感覚からすると、ちょっと物足りないな、というのが正直な感想です。
なぜなら、今回楽ラップを運用していた同時期の日経平均株価およびNYの伸び率と比較してみると、日経平均採用株を適当に買っていたほうが利益が出ていたかも知れないからです。
私の現時点の結論としては、以前読んだ山崎元氏のコラムの一節と全く同じです。
最終的には楽ラップも含めて合理的な投資家にラップ運用は要らない
次は「ウェルスナビ」を試してみます
上記結論が一時的には出たとはいえ、リスク分散の観点から、個別株以外の資産運用はいろいろとチャレンジしたいと考えています。 元々楽天証券に口座を持っていたので楽ラップから入ってみましたが、次は同じくロボアドでNo1シェアと言われているウェルスナビに投資してみようと思います。
やはりNo1になると資金が集まりますので、サービスも良くなっていくので、結局はNo1であり続けることが多いです。 あるいは、10万円ずつ同時に楽ラップとウェルスナビに預けて比較してみても面白いかも知れませんね。