村上醍醐です。
子育て中の男性は、「良き父、良き夫でいる」ためにどうすればいいのか、何かしら考えているはずです。
でも仕事で忙しい日々を過ごしていると、つい子育てや家事や色々な決めごとをパートナーに任せてしまうときがあります。
それ自体が悪いというわけではありませんが、そういう状態が続くと、いつかパートナーの不満が爆発し、夫婦間の雰囲気が悪くなってしまう恐れがあります。
そうなると、お互いにストレスが溜まり、育児や子どもにも影響がでてしまいます。
そこで、私が思う「仕事が忙しくてもパートナーの不満をなるべく貯めさせない方法」をいくつか紹介していきます。
仕事が忙しくてもパートナーの不満をなるべく貯めさせない4つの方法
食事の前工程か後工程を引き取ろう
共働きの場合、食事絡みで言い争いや夫婦喧嘩にケースをよく聞きます。
例えば「皿洗いをしなかったら、『それくらいやってよ』と言われた・・・」などです。
なぜ、洗い物をしないだけで怒られるのか。
ご飯を用意するパートナーからしてみれば、ご飯を作るまでに結構なエネルギーを使っているからです。ざっくり食事の工程を列挙してみます。
- メニューを決める
- 材料を買う
- 下ごしらえ・準備をする
- 調理をする(子どもの世話をしながら)
- (年齢によっては)食べさせる
- 後片付けをする
子どもを見ながら食事をするということは、1人とは違い、神経も使うので余計に疲れます。大げさではなく、味わう暇もないです。これが毎日自分だけにのしかかってくると、いずれ溜まったストレスが爆発していくわけです。
だいぶ男性の家事参加も進んできたとはいえ、まだ男が家事をする行為に抵抗はある方もいるかと思いますが、円満な夫婦関係・家庭を維持するためにはパートナーのストレスを減らすことがとても重要です。
夕食後か朝のどちらかだけ、洗い物をしてみる、それだけでパートナーの機嫌が変わるはずです。
あるいは、「メニューを決める」ところですが、思い切ってここに踏み込んで見るのも一手です。結構毎日・毎食のメニューを決めるのって大変なのです。そこで夕飯のメニューを考えて決めたり、むずかしければ、「今日は○○なんかどう?」と提案し、その手助けをするだけでもいいでしょう。
お風呂掃除をしよう
上記で、食事の前後工程に介入しようと提案しましたが、全員に当てはまるわけではないです。
なぜなら、人にはそれぞれ「不可侵領域」というものがあるからです。つまり、「立ち入られたくない家事や決めごとがある」ということで、あなたのパートナーにとってはそれが食事かもしれません。
その辺りは上手くパートナーとコミュニケーションを取る中で、なにが不可侵領域なのかは自然とわかっていくものだとは思うのですが、「正直よくわからない」という方もいるでしょう。
そこで私の提案が「お風呂掃除」です。
なぜなら、食事よりも「お風呂掃除はどうしても譲れない!」という強い思いがある人は少数だろうからです。
むしろお風呂掃除は力が必要だったり体勢が腰などに負担がかかったりするので、多くの人は敬遠するのではないでしょうか。
そこを積極的・自主的に風呂掃除することで、パートナーとしても肉体労働の1つから解放されるし、子どもから目を離さずに済むのでおすすめです。
子どもを連れて遊びに行こう
大抵の子育て中の男性は子どもと遊んでいると思いますが、ここではあなたが子ども「だけ」を連れて遊びに行くことを提案します。
パートナーは、育児・家事で忙殺され、自分の時間を過ごす暇がなかなか作れません。美容院に行く時間すら確保できないという声も聞きます。
そこで、少しでも自分の時間を過ごせるように、パートナーを置いて、子どもを連れて遊びに行くと喜ばれること間違いありません。
週末の数時間でもいいでしょう、パートナーに自分の時間を過ごせるようにしてみましょう。それだけでパートナーのストレスが解消になります。
それに、子どもだけを同じ時間・空間を共有することで関係も深まり新しい気づきもあると思います。
イベントには積極的に参加しよう
子育てをしていると実に色々なイベントや行事が待ち受けています。
誕生日、お宮参り、初節句、七五三、保育園や幼稚園のイベントなどなど・・・つい意識が低くパートナーに任せがちになりそうですが、そういうイベントはいつどういうふうにやるのか意識し、積極的に参加するようにしましょう。
仕事の関係でやむを得ず参加できない場合もあるでしょうが、家族の記念になる日に父親がいないと家族の思い出を作ることができず、パートナーの不満が募るのは当然です。
なにより、イベントに積極的に参加することで家庭を優先する気持ちがパートナーにも伝わりやすくなるので、なるべく参加するようにしましょう。
まとめ
子育て中の男性にとって、最重要クライアントは「パートナー」と心得ましょう。
心ではパートナーを労る気持ちを持っていても、言葉にしないと伝わりませんし、言葉にしづらいなら行動で示すしかありません。
仕事が忙しいからこそ、家庭は心安らぐ空間にしたいですよね。そのために上記のような点は心がけていきたいところです。