さすが「ジャンプ」ブランドということでレベルの高いWeb漫画が揃う少年ジャンプ+(ジャンププラス)から2020年に公開された特におすすめしたい読み切り漫画を紹介します。
- 少年ジャンプ+(プラス)とは
- おすすめ読み切り作品
- トゥーヤング・トゥーアダルト(髙野陽介)
- 幼馴染の胸が大きくなったのは俺のせいかもしれない(猗笠怜司)
- 引退した推しの上司になりました(雪尾ゆき)
- つつぬけけもみみ(へじていと)
- ぱらそる同盟(あまみ)
- 幸福の魔女(宇津江広祐/柳輪)
- 小宇宙エンパシー(猗笠怜司)
- ファーストピリオド(夏目尚祈)
- 元素の旅(Tamamushi)
- 宇宙の彼方のLDK(まの瀬)
- 後輩部長ゆらりちゃん(松尾あき)
- 前世の上司は今世も推せる(大宮嵐)
- シナモンのナンモン(みたらし三大)
- 雪谷梨世の平時活動報告(飯野俊祐)
- 未読無視してんじゃねぇよ(畠山達也/杠憲太)
- 地球記録0001(暗森透)
- ロッカールーム(鈴木祐斗)
- ブスノヒメコという女(173)
- 呪いにかけられて~ちんちん爆発恋物語~(イワムロカツヤ)
- まとめ
少年ジャンプ+(プラス)とは
漫画は今や紙媒体だけでなくWeb漫画も一大勢力になっており、Webが初出という作品のほうが大多数になっています。
そんなWeb漫画掲載サイトで、私が現在最も勢いのあると思っているのが「少年ジャンプ+(プラス)」です。
この記事では、2020年に私が実際に読んでおすすめしたい「少年ジャンプ+」読み切り作品を紹介します。
※初出が2019年以前の作品もありますので予めご了承ください
おすすめ読み切り作品
トゥーヤング・トゥーアダルト(髙野陽介)
大学生の青春を上手く描いていると思います。
青年誌にありそうな作風です。
幼馴染の胸が大きくなったのは俺のせいかもしれない(猗笠怜司)
題材ゆえに万人受けはしないと思いますが、これはまっとうな青春物語ですね。
いい意味で期待を裏切られます。
引退した推しの上司になりました(雪尾ゆき)
これ、ものすごい爆発力があったわけではないんですが、ずっと心に残ってます。
誰かを「推す」ということ。「応援する」ということ。
それは単に災いなどから「守るだけじゃない」よね、というメッセージが、ポップな話運びの中でグッと心を掴みます。
これぞ読み切り! って感じで好きです。
つつぬけけもみみ(へじていと)
題材に目新しさはないんですが、起承転結が上手にまとまっていて、キャラクタも可愛らしくて「これでいいんだよ」感に溢れた作品です。
あと、波動高校生 もよかったです。
ぱらそる同盟(あまみ)
女の子がかなり可愛いです。即戦力って感じ。
個人的には43ページの演出は胸打ちました。この1ページのために読む価値あります。
幸福の魔女(宇津江広祐/柳輪)
舞台設定が好みです。
ぜひ連載で読みたいと思いました。
小宇宙エンパシー(猗笠怜司)
確か公開したのが夏だと思うのですが、「夏休みらしい」作品だと思った記憶があります。
描いているテーマは割と普遍的で奇をてらっているわけではないのですが、話の進め方がスムーズで読みやすい。サムネイルに騙されることうけあいです。
それにしても、幼馴染の胸が大きくなったのは俺のせいかもしれない と同作者とは思えない。引き出しが多いのは羨ましいですね。
ファーストピリオド(夏目尚祈)
ああ、こういうSF作品は大好物。
星新一に独特にアレンジが加わった感じです。
終わり方にもどこか余韻があり、センスのある最終ページになっています(編集の手心にも脱帽)。
元素の旅(Tamamushi)
元素をモチーフにした超能力的なものを扱うサイエンス・ファンタジーを謳っていますが、かなり知的好奇心をそそられる作品に仕上がってます。
アイデア勝負になると思いますが、ぜひ連載やアニメでみてみたい世界観です。
宇宙の彼方のLDK(まの瀬)
すごい。絶対自分がどうがんばっても生み出せない世界観・空気感。
オチが秀逸すぎる。
後輩部長ゆらりちゃん(松尾あき)
まんがライフあたりでありそう。ジャンプっぽくはないけど、私は好きです。
TPOゥで吹いちゃった。
前世の上司は今世も推せる(大宮嵐)
軍人の上司と部下が輪廻転生して、アイドルと推しになってしかも性別が逆転するというごった煮のような設定。
しかし、上手い話の展開の仕方だなーと感心しました。
下手に男女の関係に持っていかないのも個人的に好印象でした。いい読み切り。
シナモンのナンモン(みたらし三大)
画力も台詞回しもレベル高し。
超コミュ障のスパイという設定ながら、オペレーターとの漫才が本作の肝。
魅力的なヒロインと敵対組織ができたら連載いけそう。
雪谷梨世の平時活動報告(飯野俊祐)
これも画力も台詞回しもレベル高し。
すごいなジャンプには才能が集まりますね。
ただ、ジャンプというよりはマガジンあたりで連載していたら違和感ない作風ですね。
未読無視してんじゃねぇよ(畠山達也/杠憲太)
あー「巧い」。そんな作品です。
これは2周目も見越した作りになっており楽しめます。
地球記録0001(暗森透)
読み切り漫画としての完成度は今回紹介する中では個人的ナンバーワンです。
青年誌でも受けると思います。
これで物語として完成しているので、連載とかじゃなく、アニメや映画など映像として見たい。
ロッカールーム(鈴木祐斗)
これも、読み切り漫画としての完成度はめちゃくちゃ高いです。あとは好みかと。
「世にも奇妙な物語」でありそう。
・・・とおもったら実現してた。
ブスノヒメコという女(173)
すごく読みやすくて、もっとこの人の描く他の作品が読みたくなりました。
次世代ということで、今後に期待。
呪いにかけられて~ちんちん爆発恋物語~(イワムロカツヤ)
タイトルに惑わされることなかれ。
これは年末に登場し、トップクラスに面白かった作品です。
昔似たような設定のSSを読んだ気がするのですが、起承転結がしっかりしていて読後感も良いです。
まとめ
以上、私がおすすめする少年ジャンプ+(プラス)の2020年読み切り作品を紹介しました。
今年だけでこんなにも魅力的な作品に出会えて、本当におすすめのアプリです。
また、少年ジャンプ+はオリジナル作品が 初回全話無料で読める のも素晴らしいです。この記事で紹介した作品はすべて無料で読めちゃいます!(記事公開時点)
ぜひ、あなたのお気に入り作品を見つけ出してください。