村上醍醐です。
6月ころ、Googleマップの新機能がリリース
Googleマップを開くと、いつからか「●●%マッチ」というような情報が表示されていることに気が付きました。
「For you(おすすめ)」というタブから参照可能です。
もう少し詳しく知るために、ヘルプを見てみました
仕組みとしてはどうやら、過去にGoogleローカルガイドを通して投稿した情報などを使用して、何らかのアルゴリズムで、ユーザーの嗜好にどの程度マッチするかを指数化して表示しているようです。
どういうことかというと、例えば、ヘルシー料理と日本料理が好きな人なら、新しくオープンしたヘルシーな和食店は、マッチ度のスコアが高くなるはずで、一方、油ギトギトのラーメン屋なら、マッチ度はそれほど高くならないでしょう。
表示非表示は好みで設定でき、アルゴリズムを改善できるように設定し直すこともできるようです。
そのあたりは下記のヘルプを参照ください。
ざっと見てみた感想
アルゴリズムとしては、物理的な距離の近さはもちろん、自分以外ユーザーの投稿や、エリア周辺のニュース記事など多種のデータを踏まえて導き出されているようです。
なかなかマッチングとしては優秀だと思います。私自身、2店ほど行ってみたいと純粋に思ったお店がサジェストされてきたので、「行きたい」リストに追加しました。
こういったパーソナライズされた機能は、AIを推進しているGoogleならではだな、と感じました。
今後の展開を予想する
今回紹介したものは、お店やスポットなどのマッチングアルゴリズムサービスになるわけですが、今後は同様のサービスをどんどんリリースしていくでしょう。
今すぐ思いつくだけでも、下記3つの方向性は近いうちに有り得そうです。
- 自分の好みに合った仕事を探してくれるJOBマッチング
- 自分の好みに合った友達・恋人候補を探してくれるHUMANマッチング
- 自分の好みに合った本を探してくれるBOOKマッチング
JOBマッチングに関しては、現在既にSPIなどといったものがありますが、今の価値観を塗り替えるものが出てくる可能性は十分あります。
BOOKマッチングも、Amazonに一日の長がありそうですが、購入履歴だけではない要素があるのは強みでしょう。
いずれにせよ、「Googleはすごい」というのが結論です。これからもどのようなサービスが出てくるか楽しみです。
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