村上醍醐です。
私は2人の男児(2,4歳)の父です。
しかし、自分が男なのにもかかわらず、男の子の子育ては難しいと感じています。気持ちが先行してしまって、話が通じない時があったりするのですが、それは自分でもあるので、理解はできます。「理解はできるが、対処がうまくできない」と思うことがしばしばです。
人それぞれのスタイルがあるかと思いますが、私が読んで参考になった3冊をご紹介します。
1.男の子の 本当に響く 叱り方ほめ方
内容紹介
なぜ、息子は私の言うことをちっとも聞かないのだろう。何度ダメと言ってもやめない・ちゃんとしろと言ってもしないのだろう…。それは男の子の心に「本当に響く」言葉をかけていないから。「またお母さんの小言が始まった」と聞き流されるだけ。どんな言葉をかければ、男の子が言うことを聞くのか。どんなふうに関われば、男の子が変わるのか……。3人の息子を持ち、自身も3兄弟の長男で、高校生の頃から「キャンプのお兄さん」で男子とがっつり関わってきた元保育士の著者が、その方法をみっちり伝授します!
感想
実体験をもとにしているので、説得力のある内容です。本書の内容全てではありませnが、納得する点は多々ありました。親の立場からすると、こういう本は鵜呑みにするというより、一意見として参考にするのはありなのではないかと思います。下記は参考になった本書内の一節です。
「叩かなくていいよ! いやだったのね。お口で言ってくれたらいいよ!」と、繰り返し丁寧に伝えていくこと。時間はかかりますが、それが叩かなくなる近道です。
男の子は男の子として育てられ、そのことにプライドを持っています。それを貶めるような言い方はやめましょう。「男の子のクセに泣いて」「男の子なんだからちゃんとして」などは禁句です。
2.お母さんのための「男の子」の育て方
内容
3歳から10歳までの大事な時期の男の子の育て方
勉強だけでなく、「生き抜く力」を身につけるために、しつけから外遊びまで面倒をみるユニークな学習塾として評判の「花まる学習会」。
そこでの20年間の経験からわかった、男の子を育てるうえでとても大切なことをタカハマ先生がすべてお話しします。
女であるお母さんが意外と知らない男の子の特徴について、
将来メシが食えて頼りになる男になるための「自立」について、
まわりからも好かれてお母さんも大事にする人間的な「魅力」について、
そしてお母さんだからできる「学習」面での導きについて……。
具体的なエピソードを交えながら、熱く語ります。
子育てに日々戸惑い悩んでいるお母さんを救う一冊です。
感想
「お母さんのための」とありますが、父親が読んでも全く問題ありません。むしろ両親で共有することが大事だと思います。本書でも強調されていますが、本当に男の子は褒めてください。素直なのです。母親が残念そうに言った自分への悪口は何十年経っても心に残っているのです。もう一度言います。男の子は褒めてください。
3.イラストでわかる ABA実践マニュアル: 発達障害の子のやる気を引き出す行動療法
合同出版
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内容
子どものやる気を引き出し、よい行動を増やすABA(応用行動分析)をイラストを用いてわかりやすく視覚化しました。
ABAの基礎から初級・中級・上級プログラムまで盛り込んだ、ABAセラピーのはじめの一冊。
感想
ABAとは行動の背後にある原因を分析することで、社会生活上の問題を解決していこうという学問と実践のことで、こちらのサイトが上手にまとまってます。「発達障害」というワードが入っているので、「えっ」と思われるかも知れませんが、理念は発達障害の有無にかかわらずエッセンスは広く育児に活用できる内容なので、ぜひ一読することをおすすめします。子供が喜んでお手伝いするようになるには、あるいは逆に癇癪を起こす背景にどんな心の動きがあるのか、などが見えてきます。実践するには親の忍耐は必要にはなりますが・・・
読書ならKindleがおすすめ
世間でも電子書籍は広がっていますが、子育て中のサラリーマンには、特におすすめしたいと私は思います。理由は大きく下記の5つ。
- 同時に何冊も持ち運べる
- 本が傷むとか、小さい子供に破られてしまう心配がない
- 片手で読める
- ブルーライトが無いので目が疲れない
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