村上醍醐です。
備忘の意味も込めてやり方をメモ。
ちなみに業務上、本当に必要になったときに使うだけで、プログラミング知識等はほぼ皆無に近いです。
コマンドプロンプトについては下記参照。
コマンドの書き方
前提:やりたいこと
「Dドライブの「temp」フォルダ内にある全てのtxtファイルを結合して、同階層内にある「new」というフォルダの中に「all.txt」という結合したテキストファイルを作成・格納する」
実際のコマンド文
上記命令をコマンドにしたのが下記です。
※事前準備
結合したいファイルは事前に同一フォルダ内にまとめておくこと
cd d:\temp
type *.txt > d:\temp/new/all.txt
コマンド解説
①「cd」コマンドは、結合したい素材が格納されているディレクトリに切り替えるというもの
②切り替えたいディレクトリ名
③「type」コマンドは、ファイルの内容を表示するというもの
④ワイルドカード。これで、「dドライブのtempフォルダ直下にある、すべてのtxtファイルを開く」という命令になる
⑤拡張子は、txtだけでなく、csvでも可
⑥これは「リダイレクト記号」で出力するコマンド。「>」だと上書き出力になる。つまり、typeで開いた複数ファイルを出力すると結果的に結合されることになる、ということ
⑦ファイルを出力する場所・ファイル名の指定。この場合「new」フォルダは予め用意しておく必要がある
補足
- 「結合」は、縦に機械的につなげるだけ
- コマンド実行しても、「完了」の旨のコメントボックスなどは出ない
- PowerShellの場合は、コマンド先頭に必ず「PS」が入る
- 容量的な制限や速度は未検証
- 「type」コマンドではなくて、「copy」コマンド等でも同じことができる
所感
ファイルを結合するためだけのフリーソフトも各種ありますが、コマンドをいつでもコピペできるようにしておけば、コマンドプロンプトでも十分だと思いました。