村上醍醐です。
私は情報通信関連の上場企業に勤めており、仕事柄、様々な取引先のマーケターとも付き合いがあり、自身もマーケティングの勉強は欠かせません。
周りを見ると、新入社員は入社して3ヶ月が経過し、各々が仕事や人間関係など新しい環境での壁にぶつかっている頃かと想像します。
本日は、新人マーケターにおすすめしたいビジネス書3選を紹介します。
1.売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
経営・マーケティングに求められるのは、概念枠組のくみたてと、分析力、応用力だ。マーケティング不滅の22の法則を紹介するテキスト。戦略形成のための必見の書。
就職活動のときに、面接を担当してくださった現在の先輩社員に推薦された本です。
内容はタイトル通り22個のマーケティングに関する定石(1番目の法則など)がまとめられています。
20年以上前に発行された本ですが、その定石はいまも十分に通用します。マーケティングに携わる人には一度は手にとってもらいたい一冊。
2.イシューからはじめよ
MECE、フレームワーク、ピラミッド構造、フェルミ推定…目的から理解する知的生産の全体観。「脳科学×戦略コンサル×ヤフー」トリプルキャリアが生み出した究極の問題設定&解決法。コンサルタント、研究者、マーケター、プランナー…「生み出す変化」で稼ぐ、プロフェッショナルのための思考術。
ホワイトカラーのサラリーマンの若手社員には一読を薦めたいです。
イシュー(本当に解くべき問題)を見極める大切さが説かれている、かなり多くの示唆を含んだ良書です。
「「悩む」と「考える」は決定的に別物」という一節は今でも、心に深く刻み込まれています。
3.アイデアのつくり方
60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。《アイデアをどうやって手に入れるか》という質問への解答がここにある。
60分もいらないです。30分で読み終わります。
書いてあることはシンプルかつ当然ともいうべき「アイデアとは既存の要素の組み合わせだけ」ということだけです。
ただ、この「アイデアのつくり方」に立ち返れるかどうかは、マーケターとして大きな差になるかと思います。
騙されたと思って、一度読んでみてください。古典はいつの時代も通用するからこそ古典と言われるのです。
読書ならKindleがおすすめ
世間でも電子書籍は広がっていますが、子育て中のサラリーマンには、特におすすめしたいと私は思います。理由は大きく下記の5つ。
- 同時に何冊も持ち運べる
- 本が傷むとか、小さい子供に破られてしまう心配がない
- 片手で読める
- ブルーライトが無いので目が疲れない
- 子供が寝た後の暗い部屋でも読める
子供の世話でなかなか読書の時間が確保できない・・・という方こそKindleがピッタリです。