村上醍醐です。
2018年も6月27日、半分が終わろうとしています。
そこで、ここ半年に読んだ本で印象に残った3冊を紹介したいと思います。
1.未来型国家エストニアの挑戦【新版】 電子政府がひらく世界
内容紹介
世界で最も進んだ電子政府を持つ国、エストニア。未来型のオープンガバメントをいち早く実現し、さらに進化させているこの国の現在の姿を最新情報とともに紹介します。さらに、それを支えるICT技術基盤や電子政府サービスの将来ビジョンも詳細解説。エストニア政府CIOのターヴィ・コトカ氏による序文も掲載。最先端のオープンガバメントに見る新しい社会像を体感してみませんか?
感想
マイナンバー制度を思い浮かべながら、興味深く読みました。 日本でICTを推進していくには30年後のビジョンを描き、そのなかでICTインフラに関する長期的な方向性を示し、20年程度かけてじっくり確実に進めていくといった姿勢が必要になってくると作中に言及があるのですが、なかなかそこまで先を見通すのは非現実な感じがしました。 システム開発はどうしてもチグハグな増改築の積み重ねになりがちなので、拡張性のあるシステム構築が望まれると思いました。
2.コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則
内容(「BOOK」データベースより)
世界中で旋風を起こした、新世代マーケティング「3.0」の先には「4.0」があった―。ベストセラー『コトラーのマーケティング3.0』で示された「人間中心のマーケティング」を進化させ、ビジネスに取り入れるための戦術を徹底解説する。「シェアリング」エコノミー、「ナウ」エコノミー、オムニチャネル・インテグレーション、コンテンツ・マーケティング、ソーシャルCRMといったトレンドに対応した神様コトラーの最終講義。
感想
4.0とはデジタルデバイスの進化がもたらしたオンラインとオフラインの融合。故にカスタマージャーニーの重要性を説いています。具体的なブランド評価指標であったり、ファネルの類型がまとまっているのがわかりやすいです。ソーシャルメディア黎明期から言われている「推奨」はもはやマーケティングに欠かせなくなったのが感慨深いなと感じました。
3.10年後の仕事図鑑
内容(「BOOK」データベースより)
AI、仮想通貨、モチベーション格差、46の仕事、働き方―。新たに始まる世界で、君はどう生きるか。
感想
とても読みやすく、あっという間に読了しました。 好きなことをやる。突き詰める。誰でもできることでも、誰もできないくらい。できれば複数。それを、掛け合わせる。それはその人だけの価値になり、求められる存在になる。それがこれからの生き方の最適解の一つ。と今年読んだ多くの本、記事でそう書かれています。 いろいろ試してみようとモチベーションを高めさせてくれる一冊です。
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