村上醍醐です。
はじめに
暑い日々には、エアコンのリモコンについ手が伸びがちです。
特に小さい子供を育てている世帯では、子どもは体温調節機能が十分に発達していないこともあるため、エアコンが欠かせません。
こんな経験ありませんか?
でもエアコンを運転したら、何やら異臭がするという経験をした方も少なくないのではないでしょうか。
もし異臭がしてしまったら、思い切ってエアコンクリーニングをしたほうがよいです。詳しい理由は過去記事でまとめていますので、ぜひ一読してみてください。
▼過去記事
でもエアコンクリーニングは結構お高い
確かにエアコンクリーニングすると文字通り家の空気が変わります。絶対オススメです。
ただし、エアコンクリーニングには1台あたり約1万円から費用がかかり、特に「お掃除機能付きのエアコン」では2万円弱かかるなど子育て世帯にはそこそこ痛い出費と言わざるを得ません。
とはいえ、エアコン内部の構造は複雑で自力でのクリーニングはかなり難しい……
つまり、なるべく「きれいな状態を長持ちさせる」ことが大事になってくるのです。
クリーニング業者に聞いてみた
そこで、エアコンクリーニングをお願いした際に、スタッフの方にエアコンの普段の手入れについて、専門家としての意見を伺ってみました。
ちなみに今回お願いしたのは「ベアーズ」さんです。快く教えてくださいました。ありがとうございました!
そもそもエアコンの不快な臭いの原因は?
ハウスダウトやカビなど、吸い込んだりすることでアレルギーを発症する吸入性アレルゲンは、エアコンの中に多く存在するそうです。
そしてエアコン内部は冷房等の使用による結露で水分が付着しやすい状態となり、カビにとってはエサ(ホコリやダニの死骸など)が豊富な恰好の住処となってしまいます。
そうやって内部にカビが発生した状態で放っておいて、エアコンのスイッチを入れた瞬間、カビやホコリが風に乗って部屋全体に撒き散らされます。これが気になる臭いの原因になります。
エアコンを使うたびに、部屋中にカビやカビの胞子が子どもたちに降り注ぐ・・・そう考えるとゾッとしますね。
エアコンのきれいな状態を長続きさせるコツは?
1つは、なんだかんだいって「フィルターの掃除」。
おすすめは、こまめに取り外して掃除機でホコリを取り除くこと、できればシーズンの終わりには水洗いをするといいそうです。
そして2つ目、これが結構目からウロコでした。
それは、「冷房使用後、1.5~2時間程度送風運転をしてからスイッチを切る」こと、なんだそうです。
え? どういうこと? 思わず聞いてしまいました。
前述の通り、冷房運転を行うとエアコン内部は結露するため、そのままにしておくと、カビが生えやすい状況になってしまいます。
そこで、少しでもカビの発生を抑えるために、冷房使用後に一定時間送風運転してからスイッチを切ると、エアコン内部が乾燥し、カビが発生しにくくなるとのこと。
出かける前や寝る前に、送風にして「切」タイマーを使うのが賢いやり方と言えそうです。
まとめ
汚い空気の中で暮らして体調を崩しては元も子もないし、経済的にもよくありません。
エアコンのきれいな状態を長続きさせて、部屋の空気を清らかに、健康的に過ごしたいものです。