村上醍醐です。
心理学・統計学を応用した性格診断・強み診断ツールはいろいろありますが、今回は「VIA」というツールに挑戦してみましたので結果を報告します。
【一般的に有名な強み診断ツール】
「VIA」概要
心理学のクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が開発した、強み診断ツールです。
米・VIA研究所が提供するこの診断ツールは、世界190カ国、260万人以上の人々に使用されているそうです。
「VIA」における強みは全部で24種類に分類され、このうちトップ5の強みが「自分を特徴づける強み(Signature Strength)」とされています。
「VIA」診断方法
Character Strengths, Character Building Experts: VIA Character
- 上記リンクをクリックすると、対象サイトに移動
- 質問が英語で表示された場合は、上部で言語設定ができるので「日本語」に変更
- 氏名(仮名でもよいと思います)をアルファベットで、メールアドレス、パスワード(五文字以上)を記入し、性別、生年月日を選択して、「Register」(登録)ボタンを押下
- 「Take Survey」ボタンをクリックして診断スタート ※120問ほどあるので、10-15分間程度はかかります
- 質問の最後に、お住まい(またはお勤め先)の郵便番号を記入し、国を選択
- レポートは英語ですが、PDFでも保管可能
「VIA」における強み24類型
- Appreciation of Beauty & Excellence(審美眼)
- Bravery(勇敢さ)
- Creativity(創造性)
- Curiosity(好奇心)
- Fairness(公平さ)
- Forgiveness(寛容さ)
- Gratitude(感謝)
- Honesty(誠実さ)
- Hope(希望)
- Humility(慎み深さ)
- Humor(ユーモア)
- Judgment(柔軟性)
- Kindness(親切心)
- Leadership(リーダーシップ)
- Love(愛情)
- Love of Learning(向学心)
- Perseverance(大局観)
- Perspective(忍耐力)
- Prudence(思慮深さ)
- Self-Regulation(自己調整)
- Social Intelligence(社会的知能)
- Spirituality(スピリチュアリティ)
- Teamwork(チームワーク)
- Zest(熱意)
このうちトップ5の強みが「自分を特徴づける強み(Signature Strength)」です。
診断結果
私の強みトップ5は下記の通りでした。
1: Prudence(思慮深さ)
注意深く選択する。不必要なリスクは決してとらない。後悔するような言動はとらない。思慮深さを強みとするあなたは、注意深い人であり、常に用心深く選択を行います。後になって悔むようなことを言ったり行ったりせず、慎重です。
2: Forgiveness(寛容さ)
過ちを犯した人をゆるす。人にやり直すチャンスを与える。決して復讐心を持たない。寛容さ、慈悲心を強みとするあなたは、自分に対して過ちを犯した人をゆるします。あなたはいつも人にやり直すチャンスを与える人です。あなたという人間を導く信条は慈愛であり、復讐心ではありません。
3: Gratitude(感謝)
自分や周りに起こった良い出来事に目を向け、それに感謝する心を持つ。そして、感謝の気持ちを表す時間を持つ。感謝を強みとするあなたは、自分に起こった良い出来事に気付き、それを当然のものとは決して考えない人です。あなたは常に感謝の気持ちを表す時間を持つようにしているので、あなたの家族や周囲の人はあなたが感謝する心をもっていることを知っています。
4:Honesty(誠実さ)
真実を語る。自分を誠実に語る。偽りなく存在する。自分の気持ちと行動に対して責任を持つ。誠実さを強みとするあなたは、正直な人であり、真実を語るだけではなく、純粋に、真心をもって人生を生きています。あなたは地に足が着いており、偽りのない、まさしく「誠実な」人間です。
5: Curiosity(好奇心)
今起きているあらゆる経験それ自体に興味を持ち、主題やテーマに対して興味深いと感じる。探求心を発揮して新しいことを発見することを好む。好奇心を強みとするあなたは、何事にも好奇心を抱きます。常に問いを持ち、あらゆる主題やテーマについて興味深く感じます。
感想
概ね想定内の結果となりました。というのも、ストレングス・ファインダーやm-gramでも同様の要素が「強み」として抽出されているからです。
5段階尺度のスコアから性格判断をしている以上、似たような結果になるのかもしれません。
であれば「VIA」はやや日本語対応に難があるので、似たようなサービスである「ストレングス・ファインダー」のほうが日本人の方にはおすすめと言えそうです。